ミッション

統合医療教育を通し、社会における役割や貢献を果たしていきます。

“よりよく生き、悔いのない満足のいく人生を送るには、
「自分の理想的な死とはなにか」を考えることである。”

川嶋 朗

ミッション

健康寿命の延伸に寄与する統合医療の啓発

人生100年時代において、日常生活を制限されずに過ごせる期間である「健康寿命」を延ばすためには、現代西洋医学だけでは限界があります。健康寿命を延ばし「元気で長生き」を実現するためには、伝統医療や補完代替医療が連携し合う統合医療の実践が不可欠です。

患者さん自ら選択できる医療、患者さんの価値観を尊重できる医療、納得できる医療等々、常に患者さんに寄り添える統合医療の啓発に貢献します。

統合医療分野のエキスパート育成

患者さんが西洋医学以外の選択肢を求めたとき、統合医療の立場から適切なアドバイスができる人材、統合医療を実践できる人材、社会に啓発できる人材を育成します。

医療費削減への貢献

統合医療の普及は医療財源の破綻を回避する手段の一つです。保険診療に頼らない補完代替医療にもっと目が向けられれば、少子高齢化進む日本の人口構造の中で持続可能な医療制度を維持することも統合医療の使命です。

患者さん自ら選択できる医療、患者さんの価値観を尊重できる医療、納得できる医療等々、常に患者さんに寄り添える医療を推進し、日本の医療費削減に貢献します。

ビジョン

患者の尊厳を統合医療が支える社会に

医療を提供する側(医療従事者)と受ける側(患者さん)との関係性を重視し、互いに協力し合いながら問題解決(病や症状の改善)に導く統合医療が私たちの生活に浸透し、誰もが自分にとってベストな医療を統合医療専門家と二人三脚で決められる尊厳を大切にした社会をつくります。

日本を牽引する統合医療チーム

ひとりひとりが、自分らしく幸せに生きるために

Quality of Death

自分らしい生き方、尊厳のある医療。後悔のない人生をすべての人が叶えるために。

私たちの思い

川嶋朗

神奈川歯科大学大学院統合医療学講座
特任教授 川嶋 朗

サイン

風邪をひいたら病院へ行く人が多いのに、風邪を治す確定的な治療法は存在しません。多くの人々は、健康維持や増進にはあまり意識を払わず、病気になったら医者にかかればいいと考えています。その結果、国民医療費は40兆円を超え、超高齢社会の拡大が予想されています(2020年のCOVID-19対策費は含まれていません)。

平均寿命が延び、人生100年時代が迫るなか、健康寿命との差が広がれば介護費も増大するでしょう。このままでは日本の財政が圧迫され、放置すれば破綻する可能性もあります。

国民医療費の大半は保険診療です。介護を必要としない健康な体を保ち、病気にかからなければ介護費も医療費も不要になります。予防は日本の最重要な課題といえます。

薬物療法を中止したいと相談されたことはありませんか?また、西洋医学では治せない病気で苦しんでいる人が身近にいませんか?医療従事者として、手段を知りつつも提供できず、相談にもアドバイスできない現状を虚しく感じること多いのではないでしょうか。
もしあなたが補完代替医療(CAM)の知識を持っていれば、その知識で誰かを救えるかもしれません。

外来診療中に触診を試みたら、「先生は診察をしてくれるんですか?どこへ行っても画面ばかり見て診察してくれたことがなかったのでとてもありがたい気持ちになります」という驚きの言葉を聞いたことがあります。

確かに検査や診断装置があれば聴診器などは不要かもしれません。しかし、患者情報や検査結果から治療を決定するなら、AIの方が人間より確かかもしれません。生成AIのMed-PaLMは医師免許試験で正答率67%を達成し、AIを使わずに医療を提供しようとする医師がいなくなる時代が迫っています。

では、私たち医療従事者には何ができるでしょうか?がん患者がCAMの相談をすると叱られることもある中、統合医療を正しく実践することが求められます。補完代替医療や予防の概念を包含した統合医療は、「個人の年齢や性別、性格、生活環境、人生観まで考慮して、あらゆる療法からその個人に合ったものを提供する受診者主導の医療」です。これは人間を幸せにする理想的な医療であり、現在の医学界や行政が取り組んでいない課題でもあります。

私たちは、補完代替医療にたずさわる一人でも多くの人が正しい統合医療の知識を持ち、患者さんひとりひとりの価値観や生き方に寄り添う医療の原点を実践する専門家たちを増やしたいのです。

課題解決型の統合医療の推進を目指すプログラムを提供します

私たちの統合医療学講座は、臨床の現場で感じられる課題に対して、医療のあるべき姿を考え、具体的な解決策を導き出すためのプログラムを提供しています。

統合医療とは、本来の医療のあるべき姿を示す理念です。患者やクライエントへのアプローチにおいて、標準治療や先進医療だけでなく、伝統医療や補完代替医療も選択肢として取り入れ、ベストプラクティスを提供します。
統合医療は、欧米ではメインストリームの医学・医療として確立しています。
日本の統合医療は、「医療モデル」だけでなく、まちづくりの視点からの「社会モデル」も考慮しています。

また、本講座では、生まれてから死ぬまで、さらには生まれる前(プレコンセプションケア)からQOD(Quality of Death)まで、患者のニーズに対応する学びがあります。

そもそも、なぜ今、統合医療なのでしょうか?
それは、現代社会が直面する様々な課題に対処できる基本理念だからです。 統合医療の理念に基づく医療とヘルスケアが、少子高齢化、医療介護費の増加、健康寿命の延伸、持続可能性や環境問題、SDGsなどの社会課題を解決できるのです。

本講座では、統合医療の理念を具現化するために、さまざまな分野で活躍中の講師陣が登壇します。統合医療の理念に基づく実践方法や事例を紹介し、受講生とのディスカッションを通じて、深い学びを提供します。

統合医療の実践では、多職種連携が不可欠です。
本講座は、さまざまな職種や経歴を持つ医療者を対象にしています。
統合医療の推進のためには、各種療法の専門家との連携が必要です。

統合医療の理念に賛同し、近代西洋医学の標準治療だけでは限界を感じる医療者に向けて、充実のプログラムを提供しています。
課題解決型の統合医療を目指して、私たちは日本独自の統合医療/統合ヘルスの推進を目指しています。

統合医療の理念に基づく医療やヘルスケアの推進に、多くの医療従事者の皆様が受講してくださることを期待しています。

蒲原聖可

神奈川歯科大学大学院統合医療学講座
特任教授 蒲原 聖可

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